【ことばづくり】与えられたひらがなで言葉を作るゲーム

【アナログゲーム紹介】

 

3ポイントルール

 

 

全45文字のカードを混ぜ全員に配る

 

 

各プレイヤーは配られたカードで
『2文字以上の単語』を作

 

 

手元にあるカードを全て使い切る

 

 

完全勝利条件

 

〇全員が全ての手札を使い切ることができれば完全勝利

 

ゲームの準備/流れ

1.45枚全てのカードをよく混ぜて人数分配ります。
※『を』を抜いたひらがな1文字のカードが全45枚存在します。

【プレイヤー1人あたりの手札】
1人:22枚 または23枚
2人:22枚(1人)/ 23枚(1人)
3人:15枚
4人:11枚(3人)/ 12枚(1人)
5人:9枚
※1人プレイの場合はカード半分を使用しません

 

2.各プレイヤーは以下のルールを守りながら全員で単語を作ります。

・作る単語は必ず2文字以上であること
・他プレイヤーとカード交換はなし
・『゛』『゜』『ー』『っ』『ゃ』『ゅ』『ょ』は自由に使用してよい

 

3.各プレイヤーは手札のカードをすべて使い切ることを目的とします。
※ここでどうしてもカードを使い切れなかったら負けとなります。
完全協力型なのでプレイヤー同士一緒に考え助け合いましょう。

 

4.最後に作った単語を各自、読み上げられたら全員勝利!

 

遊び方

【プレイヤー】

すんすけプレイヤー1

えのっきプレイヤー2

くぎプレイヤー3

 

 

※今回はゲームを実際に手作りしたモノで遊ぶ光景となります。
製作は紙とペンで10分もかかりませんでした。

 

今回は3人でプレイするから
15枚づつ配るねー

これ
『用意スタート!』で全員同時に始めるの?

そうだね、早く自分の単語を作り上げた人は他のプレイヤーを助けにいこうか

『ぬ』『り』とか密集したら厳しそう

いいところに目をつけたね!
『ぬ』『へ』『む』『ら』『り』『る』を抜くことによって難易度を調整することもできるんだ

 

 

 

 

 

んー、そうだなぁ
今回は紹介形式ということで
誰か1人の手札に注目して遊ぼうか

お、さんせー!!
説明しながらお願い!

 

 

 

誰の手札にしようかな

ひらがな覚えたての子とか・・・いないよな。
でなければ最年長かな

 

 

 

俺か

開幕から自虐すね

じゃあ手札を公開!!

おお!本当に手作りだ!!

作る段階から盛り上がって楽しかったよ

 

単語を作っていけばいいんすか?

そうそう、シンプルなルールでしょ
本来俺が1人で考えるんだけど
協力型ゲームだしみんなで考えて遊んでみようか

あー、濁点とかつかっていいんすか?

 

いい質問だね
『゛』『゜』『ー』『っ』『ゃ』『ゅ』『ょ』
これらは使いたい放題

なんだ楽勝じゃないか

果たして本当にそうかな?

思いついた!!
『ハーデス』

なんすかそれ

神話の神様だよ神様
もっとゲームやんなさいよ

今回は独自ルールで
全員が知ってる単語にする!
ということで却下!

なん・・・だと・・・

 

まぁ、手札の持ち主として俺から

『みずいろ』

さぁ、残りだ

 

 

はいはーい!
『こうてつ』

 

よーし次は・・・

 

あれ!?残りこんだけ!?
この残り全部使い切らないといけないんだよね?

お、むずかしさに気づいたようだね
ここらへんから
『使い切るにはどうしたらいいか』
考えるよね

よくよく考えると
使いやすい文字から
使っちゃってるような・・・

 

 

『あせ』『はな』『かべ』・・・
『そ』があまるなぁ

『そば』『なか』
『あべ』総理ならオッケーっすかね?

 

 

うん、伝わるからいいんじゃないか?
でも『せ』が余ってない?

そうだった
この残しかた『ゃ』『ゅ』『ょ』
仕えないのが辛い・・・

 

 

ふふふ、できたぞ

 

これでどうだ!

すごーい!!できてる!!

おー、組み合わせうまいなぁ
じゃあ、今回はくぎが『MVP』!!

 

 

 

MVPには何があるんだい!?

粗品のタオル

いらないな

粗品って!!

 

最後に

このゲームは、ある介護士様が個人で考案されたゲームです。
しかし現在は一般商品化されておりません

現在 作者の 相馬 圭 様 が
介護負担の分散、減少 家族間での幸せな時間を増やすコト』を目的としてクラウドファンディングサイトにて資金の調達を行っております。

 

実際に介護施設でコミュニケーションツールとして使用していた実例があり『ひらがなを覚えたての子供』『認知症のある高齢者』との橋渡しができる知育玩具や認知症防止のツールとしても活躍が期待できます。

 

私はこのゲームが年齢差のある家族間のコミュニケーションツールになると確信しており、ルールの完成度も高く感銘を受けたため、まだ一般商品化されていませんが取り上げさせていただきました。

何より外出自粛中の今
手軽に製作ができる上、ほぼ全年齢層が遊べるゲームとしてイチオシできます!!

相馬 圭 様のクラウドファウンディング活動

【認知症でも文字が読めれば遊べる。介護福祉士が考えた脳トレカードゲームを作りたい!】

 

【具体的なゲームの作り方】
1.適当な紙(画用紙が好ましい)を四角形に70枚弱切る。
2.『を』を抜いた『あ~ん』1文字を45枚の紙に書く。
3.余った紙に
『゛』『゜』『っ』『ゃ』『ゅ』『ょ』の文字を作成し使えるように置いておく。
※『゛』『゜』『っ』のカードが多めのほうが好ましい

実際に作っている段階から、わいわいと賑やかなコミュニケーションが生まれました!

興味のある方は1度作り実際に遊んでみて『これはいいな』と思ったら製品化のご支援をして頂けると嬉しく思います。

 

【本来はリアルタイムで1人1人がテーブルに単語をどんどん並べていって、ゲームの最後に作った単語の発表会を行います。今回は紹介形式という形で1人の手札に焦点をあて説明致しました。こんな遊び方もできる柔軟性のある協力型ゲームです!】

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